遅くなってしまいましたが、11月8日に行われた出雲校のトレーニングレポートです。
今回は、U-12とU-15で別メニューでのトレーニングを行いました。
同じ時間、同じ場所でトレーニングをしますが、選手の経験やレベルに応じて、メニューを変えたり、カテゴリーの垣根を越えて上のカテゴリーに参加したりしながらすることができるのも、ここ鈴木ゴールキーパー育成スクールの特徴です。
さて、今回は、クロスボールの状況のトレーニングを行いました。
テーマは、、、
U-12 【助走の歩数とブロックの足の改善】
U-15 【ミドル~ファーのボールへのステップ】
トレーニング内容と様子を紹介します。
U-12 トレーニング
クロスボールをジャンプしてキャッチするときの空中姿勢の改善を行いました。
小学生年代のGK(特にGK歴が浅い選手)に多い現象として、クロスボールに対してジャンピングキャッチをする際、「ブロックの足が上がっていない」、「ブロックの足が逆になる」ということがあります。
オーソドックスな例としては、ボールが自分の右側から飛んで来るのか、左側から飛んでくるのかでブロックするために上げる足を変える必要があります。
「右足を上げろ」「左足をあげろ」「足が逆だ」と言われても、言われているだけでは、改善できません。
そこでポイントになるのが...
「歩数」です。
今回のドリルトレーニングでは、「1.2.3」のリズムでプレーすること徹底しました。
「1.2.3」のリズムと、ブロックの足を上げる動きを組み合わせていきます。
まずは、インサイドキックで足を上げること。次に、正面から投げられたボールをジャンプはせずに足を上げながらキャッチ。次は、実際にジャンプをしながらブロックの足を上げてキャッチング。さらに、横から投げられたボールにジャンプしながらキャッチ。体の向きは、ジャンプと同時にボールに正対します。
スモールステップで、意識することは徹底して...
ドリルトレーニングで落とし込むことで、いろいろな動きを混ぜたときに自然とできるように...
歩数を合わせることで、ブロックの足が逆というミスはかなり少なくなりました。
実際のクロスボールのトレーニングや試合で発揮できるように、コツコツとがんばっていきましょう!
U-15 トレーニング
Uー15カテゴリーには、小学6年生の選手も2名参加しました。さらなるレベルアップにむけて、刺激を受けられれば...中学生は、下学年からの追い上げを感じ、さらにレベルアップの意識を...
今回は、「ミドル~ファー」の位置でとらえるためのステッピングを行いました。
テクニックとしては、クロスハンドのパンチングを行いました。
一歩目の方向とステップの種類を意識したドリルトレーニングを行いました。戦術的要素も取り入れながら、GKの動きを理解できるように!
クロスステップダイビングのトレーニングを取り入れながら、クロスステップを極めていきます。正確には、動きは少し違いますが、つながりはあります。
クロスハンドのパンチング→クロスステップダイビングと連続的にプレーするドリルも行いました。
正確さとスピードを求めていきます。まだまだな部分もありますが、着実にプレースピードは上がってきています。
ファンクショナルトレーニングでは、FWもつけて、クロスボールを上げて競り合いました。相手に翻弄されることなく、落下地点を予測して足を運ぶことができるようになってきています。守備範囲も広がってきているように思います。
試合で活かせるようにもっともっと磨いていきます。
トレーニング映像
次回 出雲校開催予定
日にち 11月15日(日)
場所 斐伊川河川敷グラウンド
時間 18:30~20:30
着替えを必ず持ってきて下さい!欠席の場合には早めに自分で連絡をしましょう!
なお、悪天候の場合にはホームレクチャーを行います。 ホームレクチャーのURLは、こちらから改めて送ります。