12/13 出雲校レポート

雪がちらつき始めましたね。

今回のトレーニング日は、風も強く吹く中で、クロスボールのトレーニングを行いました。

風があるとやりにくいですが、逆にチャンスだと思い、U-15はハイボール(高さのあるボール)を行いました。

U-12 は、ニアへの飛び出しと、ジャンプ力UPのための練習でした。

U-12  トレーニング

ニアへの飛び出しということで、まずは単純に、ニアへ向かうステップを行いました。

スタートを切る前の体の向きは、半身で、そこからステップでボールのコースへ向かいます。このステップスピードが速いほど、前でボールを触ることが出来るので、トップスピードで行うことが大切です。

ただし、ボールのコース、高さを見極める時間を持つことが大前提です。高さ、コースを見極めてからは、素早く動けるようにしていきたいですね。

 

次に、ジャンプ力UPのためのステッピングです。体をうまく上へと蹴り上げるために足の裏でしっかりと地面を押すこと。

さらに、反動を使って効率よく力を加えてやります。

ジャンプは、筋力だけでも、足の速さだけでも、高くは跳べません。小さい頃は、足が速い子はジャンプ力もあるような印象がありますが、コーディネーション能力が高いから、体のバネを上手く使えているんです。

筋力がまだ十分についていない小学生でも、体の使い方を覚えることで、ジャンプ力をUPさせることができます。

体が覚えられるように、日頃から取り組んでいってほしいところです。

 

ファンクショナルトレーニングでは、ドリルトレーニングで行ったことを合わせていき、クロスボールに似せた状況を守って行きます。

ドリルトレーニングで分かったことをしっかりと活かそうとする姿勢が見られました。

小学校の中学年頃やキーパーを始めたばかりの子は、高いところを飛んでいるボールを一度でしっかりキャッチすることは難しい段階にありますから、クロスボールに対応するプレーの中で、今は何ができればOKなのかゴールを決めてあげることも一つの手段だと思います。

キャッチはできなくても、ステップができればnice!とか、高いところでさわれたらgood!とか、、、

完璧も大事ですが、少し心に余裕を持って、子どもたちの「できた」を大切にしてあげたいなと思います。

U-15 トレーニング

U-15は、まず、ステップで、プレーギャップを作るトレーニングを行いました。

自分がプレーできるテリトリーを確保し、そこに入って行っていくということです。これは、助走の勢いをうまく使えるようにするためです。

 

次に、自分で投げたり蹴ったりしたボールをキャッチします。

高〜〜く上げたボールの落下地点にいいタイミングで入るのは、意外と難しいです。先に落下地点に入ってましたから見上げてボールを待っていても取れますが、サッカーでは、その動きは通用しません。小さなステップを入れて、プレーギャップを作り、キャッチしたいタイミングで落下地点にピッタリ入るための、セルフトレーニングです。一人でできるので、ぜひ試して欲しいですし、選手には、続けて欲しいメニューの一つです。

 

ファンクショナルトレーニングでは、リバウンダーを使ってクロスボールの状況を再現しました。

風があるので、ボールが伸びたり、逆に戻されたり、風に乗ってゴールに向かって来たり、、、ボールの動きをしっかり見て動くという面で、すごく良い環境でした。

向かってくると、落下地点で待ち構えすぎてしまうこともありましたが、ステップの切り替え、歩数歩幅を意識してトレーニングを繰り返し、プレーギャップを作ることも身につけていってほしいと思います。

トレーニング映像!

次回 出雲校開催予定

次回が今年(2020年)最後のトレーニングとなります。

日にち 12月20日(日)

場所  斐伊川河川敷グラウンド

時間  18:30~20:30

寒いので、ピステ、ウォーマー等防寒対策もして、心地よくトレーニングに入れるようにしましょう。

着替えを必ず持ってきて下さい!欠席の場合には早めに自分で連絡をしましょう!

なお、悪天候の場合にはホームレクチャーを行います。 ホームレクチャーのURLは、こちらから改めて送ります。